暴落を味方につけて大きな利益を叩きだす。
株やFXで『暴落』ってたびたび聞きますよね。
価格が一気に下がり、持っていたポジションや資産が一気に減る。
おおー怖い。。
暴落と聞くと『恐怖』イメージが先行します。
しかし一度味方につけると、それほど怖いものでは無くなります。むしろ
待ち遠しくなってきます。
なので普段からの備えが大事なのです。
必ず抑えておきたい暴落3カ条をお伝えします。
- 現金資産は3分の1。
- 暴落は作られる。
- SNSは見ない。
1、現金を口座に据えおき、暴落チャンスを逃さないことです。現金残高はリスクを分散します。はじめに資産を決めておき最低3分の1は残してください。心に余裕も生まれます。
資産の割合を常に把握しておく意味でも現金保有をしておいてください。
2、暴落は誰かに作られています。
人の手によるものです。最近では『プログラムによる高速取引がそうさせている』という意見が出ていますが、それを作って、トリガーを作っているのも人です。
結局、大きなファンドが暴落のきっかけをニュースによって落とし込むのです。
しかし、ファンドもババ抜きです。最後に残った人が少ない利益または損することになりますので、全員が儲かっているイメージは捨ててください。(少し楽になったでしょう?)
3、暴落後に買い付けしたあとはSNSは見ないことをオススメします。
暴落を買い込むと必ず少数派につきます。
掲示板ではネガティブな意見が飛び交います。売った、底なし沼だ、ここで買った人は損をする、など。
全て受け入れないためにも絶対に見ないでください。
買い付けした自分を信じて下さい。
暴落のサイン
テクニカルな話ではいわゆる天井があり、そこから急激に下落するのが暴落としています。
しかし、はっきりいって天井は分かりません。
分かるとしたら記事下のボリンジャーバンドでしょうか。
崩れていくチャートの中で描かれるのですが、後から見て、『あれは暴落だったんだ』と気づきます。
実感的に3パーセント〜10パーセントが暴落の目安です。幅が広いと思いでしょう。なぜなら暴落は底が分からないからです。
下がるときはずっと続きます。
例をあげると日経平均で21000円をベースとします。
そこから3%で630円の下落。
5%で1050円の下落。
10%で2100円の下落。
このぐらい下がると、見た目にも大きく下げたことがわかります。
令和の暴落
画面は楽天証券のチャートになります。
4/24 赤丸が終値22400円が高値から令和元年明けの5/7から下げ続けて6/4の20289円を底2200円も下げが続きました。
なぜこんなに下げたのか。
誰かが仕掛けているからです。空売りファンドが必ず背後にいます。
はじめの黄色のぽっかり空いた窓は高く始まっています。そして、令和になって下がった分が同じ分下げています。
これは個人の買いが全て売られたと考えていいでしょう。黄色の部分を高く買わせて、安く売らさていると推測します。
問題はこの後の
このぽっかり空いた窓です。
これは誰も予想がつきませんでした。
なぜこのようなことが起こったか。
この日の前日の5/7アメリカ、NYダウ市場では
始値26276ドルから安値25789ドルと487ドルもの下げが起きています。
約1.8%の下げとなります。
終値は25965ドルで311ドルに収まります。
これでも1.2%の下げです。アメリカ市場は大きく下がりますが、買いが強く下ひげを作ることがあります。アメリカは売りより買いが強いのはダウの今までのチャートを見ればわかります。
アメリカが大きく下げた日の翌日の日経平均は高い確率で連動して下げが起こります。
しかも日経は買い支えが弱く下ひげを作らずそのままダラダラ下がることが多いです。
当然ヘッジファンドが売りを行なっています。
もうダメだ。と感じてもまだ売られ続けます。
その恐怖を植え付けられてしまうのが暴落です。
ダウとの相関も気に留めて下さい。
買い方のコツ
そろそろ買い方のコツを説明しましょう。
ここで暴落に買い向かうのはとても難しく感じてきませんか?
実はコツがあります。
- 小さな暴落を買う
- 大きな暴落を買う
2つの買い方があります。
1は小さな暴落を見極め、暴落した株を買い付けします。
見極め方は、日経平均が2%近く下げたときが1つの目安です。
7/18の大きな下離れから422円の下げで実に1.97%落ちました。
大陰線の後に、無かったことにするかのように大陽線が引かれています。結局3日間かけて落ちきった分は3日間かけて全部戻してしまいました。
この大きな大陰線をセリリングクライマックスといいます。
個人が全て売りきってしまったことを言います。
この大きな大陰線の終い際に日経平均連動型ETFをしこたま買い付けします。
大引け後はsnsはネガティブなコメントであふれていますので、見ないようにします。
翌日の様子です。
全て陽線になっています。
これもまた誰かの都合なのでしょう。
日本株はとにかくよく下がるし、よく上げやすいのです。
2、大きな暴落の買い付け方ですが、これは底を見極める作業となります。
ちょっと難しいですが、慣れてしまえば感覚を覚えます。
年末ショック
年末の3000円近く下げた大きな暴落です。
2018年の年末から年明けにかけて日経平均が非常に大きく下げた際の大暴落の見極め方です。
主にテクニカルを使用します。
RSIは20近くが売られ過ぎのサインですが、RSIに頼り過ぎると11/21の時点でも20近くまで下がっているので、見極め方がまだ足りません。
ローソク足を週足に切り替えて、
ボリンジャーバンドを使います。
週足チャート+ボリンジャーバンドは大きな流れを掴むのに最適な方法です。
アプリは楽天のマーケットスピードを使います。実用性に優れていて、チャートが見やすいと感じています。
上の赤丸ボリンジャーバンドが+3シグマを突き抜けるヒゲが出ます。
ここがだいたい天井のサインとなります。
そこから1回目のマイナス3シグマの突き抜けとまではいきませんが、タッチがあります。ここで買い向かえば500円くらいの値幅で取れます。
しかし次の暴落までのサインがまだあります。
次の赤丸のマイナス3シグマの突き抜けです。
18000円台まで下がりきっています。
ここが大底のセリリングクライマックスとなります。
ここまで来たらかなりの値幅を取れるでしょう。
銘柄選び
楽天証券で日経225ダブルブルという銘柄を買います。
基準価格が1万円台で1口から購入可能です。
【楽天証券 | 楽天レバレッジETF、楽天証券なら手数料が0円。】
何より手数料が無料です。(実質的には資金が手数料分拘束されるのですが、売ったときに手数料が大引け後に戻ってきます)
キャプチャ画面はスマホ版楽天証券 のiSPEEDです。口座開設ならポイントサイト経由がお得!
※紹介した暴落買い付けのテクニックは1つの指標にすぎません。自身の判断で売買を行って下さい。
また、必ず儲かるというものではありません。
元本割れリスクがありますので、資産配分をしっかり確認して、判断してください。